神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2021年11月18日 エリアトップへ

港南消防署が50周年 地域とともに半世紀

社会

公開:2021年11月18日

  • LINE
  • hatena
現在の港南消防署のガレージ前(前列中央が櫻井署長)
現在の港南消防署のガレージ前(前列中央が櫻井署長)

 港南消防署(櫻井清二署長)が10月25日、開設から50周年の節目を迎えた。時代とともに災害も変容する中、安全安心のために活動を続けて半世紀。本紙ではこれまでの変遷を振り返り、櫻井署長に話を聞いた。

◇    ◇

 港南消防署の前身となるのは1951年に開設された南消防署管轄の港南消防「出張所」。その後、南区からの分区によって69年に港南区が誕生すると、2年後の71年に港南消防署として新たにスタートした。発足当初は職員75人に対し、火災61件、救急出場1480件だった(2020年は火災41件、救急出場1万1428件)。

 宅地造成などで区内人口が増加するのに合わせ、昭和50年代に野庭、港南台、上永谷、芹が谷に消防出張所を開設。区内全体をカバーする現体制が整った。2017年の港南区総合庁舎建替で、港南消防署も現在地に移転した。

時代と災害に対応

 港南区内でも上大岡や港南中央通に工場の多かった昭和の時代には、木造住宅も多く「火災」が災害の中心となっていた。その後、平成に入ると、阪神大震災を機に都市直下型の震災による建物倒壊への対策が進められた。さらに東日本大震災では津波の脅威も改めて認識させられた。

 また近年では、従来の想定を超える豪雨などによる風水害の対策も呼びかけられている。

住民の絆が「最重要」

 櫻井署長は「中でも最大の被害をもたらすのが震災。いつ、どこで起きるか分からないが、必ず起きるとされているためやはり備えが必要」と話す。そんな中で重要なのが「地域の絆」という。

 「お祭りなどの行事も顔の見える関係づくりにつながる。いざという時の災害対応力を強める非常に重要なもの」。コロナは令和の大きな脅威となっているが「その中でどう対応していくかが課題。まち全体で防災を進めていきたい」と櫻井署長は語る。

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

7階で『あぶない刑事展』

京急百貨店 26日から

7階で『あぶない刑事展』

4月25日

今は無き1号店は上大岡

デニーズが開業半世紀

今は無き1号店は上大岡

4月25日

港南文化会館が20周年

港南文化会館が20周年

記念行事に200人

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook