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港南区・栄区 社会

公開日:2022.06.16

港南警察署発足50周年
菅野署長「治安維持に努める」
記念式典盛大に

  • 式典に参加したカラーガードと関係団体会長ら=5月撮影

 21万人を超える港南区民の「安心・安全」のために、日夜活動している港南警察署(菅野重和署長)がこの4月、発足50周年を迎えた。先月、同署で50周年式典が開かれ、署員や関係団体会長、栗原敏也港南区長を前に菅野署長は「これまでの半世紀と同様、これからの50年も公平中立の立場で、地域住民や関係者と協力し、治安維持に努める」と決意を新たにした。

 1966年の5月、現在の港南警察署(港南中央通11の1)の庁舎が落成し大岡警察署(南区)が移転した。4年後に横浜市の行政区画が再編し、港南区が誕生。1972年4月に名称変更し港南警察署が発足した。菅野さんが69代目署長。

車両型交番を設置

 現在、港南署管内には上大岡駅前と笹下、日野、芹が谷、南高校前、野庭、港南台駅前、上永谷駅前、港南台南の9交番と日限山駐在所を設置。さらに、車両型の「アクティブ交番」で区民の治安維持、防犯パトロールを行っている。今年3月末まで運用していた「関の下交番」が「上大岡駅前交番」に統合されたため、同署は車両を活用した移動式交番を港南ふれあい公園、久良岐公園、相武山小学校、さくらみちひろばの4カ所で設置する体制を整備。

関係団体会長ら参加

 50周年記念式典には、区長をはじめ港南地区警察官友の会、神奈川県警親会港南支部、港南防犯協会、港南交通安全協会、港南区暴力団排除対策推進協議会、港南安全運転管理者会、地域防犯連絡所連絡協議会、港南防犯指導員会、港南区青少年交通安全連絡協議会、港南区交通安全母の会の会長らも参加。

 港南区の花「ヒマワリ」の種をプランター12個にまいたほか、神奈川県警察音楽隊による演奏が披露され、港南警察署50周年の節目を地域で祝福した。

 栗原区長は午前8時と午後3時の登下校に、児童生徒の見守り活動をする「港南ひまわり83(ハチサン)」運動にふれ「今後も警察、消防、区役所、行政が一体となり港南区民の安心・安全を守っていく」とし、菅野署長は「区民の要望に耳を傾けながら犯罪抑止、事故防止に努めたい」と語った。

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