港南台の横浜明朋高校(加藤和浩校長)バスケットボール部がこのほど、2022年度の「全国高等学校定時制通信制バスケットボール大会神奈川県予選会」の男子の部で優勝を果たした。同部の優勝は昨年に続き2度目。8月に行われる全国大会での悲願の優勝に向けて、日々練習に励んでいる。
6月4日に県立厚木清南高校で行われた同大会決勝戦。16校のトーナメントを勝ち上がってきた秀英高校(泉区)と対戦した。終盤まで劣勢だったが、試合終了のブザーと同時に部長の古谷隼人さん(2年)が決めたシュートで70対69となり、見事に逆転勝利。
存続の危機も
同部は今年で設立9年目で、現在の部員は2年生4人、1年生3人の計7人。部員が減り一時は存続が危ぶまれたことも。顧問の伊藤壮史教諭は「他校と違い3・4年生がいない中、先輩たちの思いをつなごうと頑張っている」と話す。
5月には体育館が工事で使用不可に。それでも「いまできることを考えて行動しよう」と近隣地区センターを借りて練習に汗を流した。
伊藤教諭は「強い相手に当たると折れてしまっていたが、『やり通す力』がついた」とチームの成長を実感。各々が主体的に動き、練習に打ち込んでいるという。古谷部長は「日々の練習の成果を発揮し頑張りたい」と8月の全国大会への意気込みを語った。
昨年の全国大会は無観客での開催だったが今年は観客を入れて実施予定。全国から集結した各校が火花を散らす。
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