少年サッカー栄区選抜
14年ぶりの頂点奪取
マリノス杯旭区に快勝

栄区選抜チームのメンバーら＝同チーム提供

　横浜市内18区ごとの少年サッカー選抜チーム同士で争う「第26回横浜市区選抜少年サッカー大会横浜Ｆ・マリノス杯」がこのほど閉幕し、栄区選抜が旭区選抜を下し14年ぶりとなる優勝の栄冠を手にした。

　栄区内の小学校等を母体としたサッカークラブの中から選抜された６年生18人がマリノス杯に参加した。横浜市内18区を６ブロック各３チームに分け、予選一次リーグを実施。上位１チームと２位の２チームの計８チームがトーナメントに進出した。試合は11人制。

２回のＰＫ制す

　栄区選抜は瀬谷区、南区と同グループとなり、瀬谷区を３-２で退け、南区には５-０の完封勝利でグループを１位通過した。８チームが参加するトーナメント１回戦は緑区と対戦。前後半で決着がつかずＰＫ戦の末、勝利を収めベスト４に進出した。準決勝は都筑区と戦い２―２のスコアのままタイムアップ。ＰＫ戦を制し、11年ぶりの決勝戦へ進んだ。

　決勝では旭区と対戦。前半早々にコーナーキックから先制するがすぐに同点に追いつかれる展開で一進一退の攻防が続くが、追加点を奪うと徐々に栄区ペースに。

　試合終了時には５-１とゴールを量産し、14年ぶりの頂点に栄区選抜が返り咲いた。

　チームの佐藤一喜監督は「今まで練習してきた成果を十分に発揮してくれた結果だと思う」と優勝した選手らを称えた。

　栄区選抜チームは以下のとおり（敬称略）。

　【選手】▽公田ＳＣ／白鳥善基、福田拓寿、久保田瀬那▽ＦＣ本郷／渡邊輝、村山諒、若松慧、村松敬太▽横浜栄ＦＣ／田嶌佑吏、石崎慎大、松本理希▽小山台ＳＣ／菅原奏多、澤野照幸、角田蓮介▽ＦＣプラタノ／阿部洸希、佐久間湊、橋本岳▽ＦＣサンダース／川東琉李▽ＦＣイーグルス／名越雄大

　【スタッフ】▽ＦＣサンダース／佐藤一喜監督▽小山台ＳＣ／瀬戸貴弘コーチ▽公田ＳＣ／福田寿雄コーチ▽ＦＣプラタノ／石川義光コーチ