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公開日:2025.07.24

栄区・レッドスネークス
”トス野球”で県優勝
親子共闘で初の栄冠

  • 横浜レッドスネークスの選手たち

 栄区を拠点に活動する少年野球チーム「横浜レッドスネークス」が7月5日に行われた第48回親子ふれあいトスベースボール神奈川県大会で初優勝を果たした。大会には1年生から4年生の児童とその母親が出場。親子で力を合わせ、栄光を掴んだ。

 横浜レッドスネークスはは1967年に創部。メンバーは小菅ケ谷小学校の児童が多くを占め、小菅ケ谷小学校などのグラウンドで週末を中心に活動している。同チームは初心者が野球に慣れるのを目的に毎年トスベースボールの大会に参加している。

 トスベースボールとは誰もが野球に親しむことを目的とするスポーツ。そのため、マシーンを使用してゆるい山なりのボールを打つ、3イニング制で毎回10人の選手が打席に立つなど、特徴的なルールがある。

 同大会では親子の交流も目的とし、各チーム選手の母親が2人以上参加しなければならない。レッドスネークスからは1年生から4年生とメンバーの母親が出場した。

 同チームは4月の区大会で優勝。その後、市大会ではいぶき野メッツに勝利し、1位となった。ヘッドコーチを務める竹園基さんは「県大会は未知の世界だが、子どもたちは出場できることを喜んでいたし、母親たちも優勝する気だった」と市大会優勝時の雰囲気を振り返る。

攻守で躍動

 当日は、保土ケ谷軟式野球場に20チームが集結。チームは児童20人と母親5人で午前中のリーグ戦へ挑んだ。船越ファイターズとの戦いでは選手に緊張が見られるも18対12で勝利。リーグ戦を無敗で突破した。

 決勝トーナメントでも勢いそのままに、準々決勝の星川タイガース、準決勝のいずみ少年野球クラブとの試合でもリードを許さず勝ち上がり、鴨居ドルフィンズとの決勝へ駒を進めた。

 レッドスネークスは初回からリードを奪い、終始試合を優位に展開。「選手同士で声を出し合って気を引き締めていた」と竹園ヘッドコーチは振り返る。その結果、2回終了時点で9対6でリード。迎えた3回表で相手を0点に抑えて勝利し、優勝を果たした。

 今大会の戦いぶりについて竹園さんは「経験豊富な4年生を中心に無駄とミスが少ない守備を徹底してくれた」と選手を称える。

 また選手の保護者は「試合に出た全ての選手がヒットを打った。試合に出場したお母さんたちは子どもたちが喜ぶ顔を見るために、必死に走り、打ち、守り、楽しんでいた」と当日の様子を語った。

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