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港南区・栄区 トップニュース教育

公開日:2025.10.30

庄戸小6年2組
焼き菓子で「浜なし」PR
栄区の果樹園、店舗が協力

  • チラシを持つ左から君野さん、熊川さん、村井さん

  • マドレーヌとパイをPRする森さん(左)と久留さん

栄区の横浜市立庄戸小学校の6年2組児童が校舎近くで栽培されている「浜なし」の魅力をPRするために区内の洋菓子店らと協力し、焼き菓子を考案した。児童らは11月、地域イベントなどで開発した商品を販売する。

横浜市内で生産されたナシのブランド名「浜なし」--。栄区、港南区でJA横浜果樹部に加盟し、「浜なし」を育てているのは同小学校から約1Kmの場所にある森果樹園だけ。6年2組の児童27人は「総合的な学習の時間」で浜なしの魅力を伝えるにはどうすればよいのかを学んでいた。

7月下旬頃に小学校から相談を受けた森果樹園の森和美さんが、8月下旬に児童に対して出前授業を実施。栽培工程や、廃棄される規格外品を使用し、洋菓子店などで新たに加工販売していることを児童に話すと「私たちも、そのナシを使ってみたい」という展開に。

児童らは桂台南の洋菓子店「ラ コリーン アトリエ カフェ桂台」に連絡し、協力を得た。9月上旬同店の久留美登里さんらが来校し、「規格外浜なし」を使ったパイとマドレーヌを作ることが決定した。

森さんは廃棄予定の浜なし約37kgを同店に提供。甘いコンポートなどに加工し生まれ変わった。児童はそれぞれ、実行委員、新聞係、看板製作などと役割を分担し、現在、商品販売のPR活動を実施中だ。

児童らは11月11日(火)、森果樹園(午前10時半頃)でパイとマドレーヌを販売。共に1個350円税込。また、15日(土)には上郷地区センターで開催される「キラキラフェスタ」でも販売予定だ。実行委員の熊川詩万さんは「皆に美味しく食べてもらいたい」と笑顔で話す。

同カフェでは11月1日(土)〜3日(月)(午前10時〜)にパイとマドレーヌに加え、浜なしクレープ、浜なしゼリーを限定販売する。

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