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公開日:2026.09.24
市政報告 上大岡再開発に道筋を 市会議員 たのい一雄
地域の声を聞き横浜市会議員の若手時代に思い描いていた「上大岡再開発イメージ図」のラストピースである「上大岡C北地区再開発事業」が現在、進められています。上大岡生まれ、上大岡育ちの私にとって「上大岡駅周辺の発展」は、議員生活の中でも重要な位置づけとして取り組んできました。人口減少局面にある港南区において、子育て世帯等で賑わう新たな上大岡を模索し、愛する上大岡の再開発に道筋をつけたいと思っています。
市営地下鉄が「伊勢佐木長者町駅」から「上大岡駅」まで開業したのが1972年で、その4年後の1976年に「上大岡駅」から「港南中央駅」を経て、「上永谷駅」まで延伸しました。今からちょうど50年前です。
この延伸により、上永谷、港南中央、野庭などでは急速な宅地開発が進み、内陸部の住民が地下鉄で上大岡へ出て、京急本線で横浜・品川方面へ向かう動線が完成し、駅前商業の需要が一気に高まりました。地下鉄延伸と連動するように、周辺エリアと上大岡駅を結ぶバス網が再編・強化され、横浜市は都市計画において上大岡を「副都心」に位置付け、地下鉄の利便性を生かした駅周辺の再開発へとステージは移っていきました。
1990年代にマスタープランの会が設置され、周辺自治会、商店関係者、企業、行政らと上大岡駅周辺の約18ヘクタール(※東京ドームの約4個分)の開発を段階的に進めてきました。91年からA地区(ウィング上大岡、京急百貨店)に着手し、翌年の起工式に当時の高秀横浜市長らと参加したことも覚えています。96年にウィング上大岡、京急百貨店がグランドオープンし、益々まちは活気付きました。97年からはcamio(カミオ)のあるB地区、2005年からmioka(ミオカ)のあるC南地区の開発を進め、現在に至ります。
「若者、子育て世帯を呼び込みたい」
再開発のラストピースは、アーケード型のパサージュ上大岡(上大岡中央商店街)やFUJICITIOショッピングセンターを含むC北地区となります。現在、準備組合が2027年度初頭には都市再生特別地区の提案をまとめる方針としており、同年度中の都市計画決定を目指すとしています。着工は2030年度、工事完了は2034年度を見込んでおり、翌2035年の供用開始が予定されています。
計画予定の建物は地上43階、地下2階で、高さは約179mに達するそうです。周辺との接続や回遊性に関しては、地下1階で市営地下鉄「上大岡駅」に直結し、地上2階では、C南地区の「リスト館」、3階ではB地区の「カミオ」とデッキで接続される予定です。
90年代の開発から30年以上が経過し、上大岡駅周辺も「衣・食・住」は満ち足りているのではないでしょうか。港南区は今後、人口減少局面を迎え、2070年には12万4千人になる推計が出ています。2020年時の21万5千人から、実に40%減少する数字です。
駅近の利便性を考慮すると大規模集合住宅の需要も理解できるのですが、果たしてそれが正解なのでしょうか。旧横浜市庁舎跡地を活用した「BASEGATE横浜関内」のような官民連携で、子育て世帯や若者らを呼び込む新たな核となる仕掛けが上大岡にも必要です。このまちに心血を注いできた市会議員として、上大岡再開発の姿に注視していきます。
田野井一雄
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港南区上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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