戻る

港南区・栄区 教育

公開日:2026.10.01

栄区 小山台中 土曜参観で初の性教育 地域住民の受講も視野に

  • 生徒の前で授業をする高野さん

    生徒の前で授業をする高野さん

 栄区の小山台中学校(岩田明正校長)で9月26日、全校生徒328人を対象とした性教育をテーマとした「いのちの授業」を実施した。これまでも生徒のみを対象とする性教育を継続していた同校だが、土曜日の参観日に保護者も参加できる形で行うのは初の試み。体育館で学年ごと3回に分けて授業を行い、生徒と同校の保護者、中学校と隣接する小山台小学校の保護者などが集まった。

 講師を務めたのは栄区出身で助産師の高野しのぶさん。小山台中学校の卒業生で、以前から同校で性教育を行っている。平日は講師、週末は助産師として活動。栄区や港南区を中心に年間200回以上、学校で性に関する授業を行ってきた。

 2年生の生徒らに対しては最初に、自他を分ける心の境界線「バウンダリー」について説明。境界線をシャボン玉に例えて「自分の心と体をどうするかは自分が決めること。むやみに踏み込んで相手のシャボン玉を割ってしまわないよう、さまざまな場面で丁寧に相手の同意を得るように」と参加者に説いた。その後は交際相手からの暴力や行動制限などを指すデートDVなどについての説明がされた。

 参加した2年生の保護者は「とても良い機会だと思う。親しみやすい雰囲気で高野さんが説明していたのが印象的」と話した。

 同校の岩田校長などが中心となって企画された今回の授業。「近年、性被害が増加し、低年齢化していると聞いた。親子に適切な知識を身に付けてもらいたい」と岩田校長は新たな試みの意図を明かした。

 高野さんによる今回の授業は次年度以降も行う方針。これまでの単発的な性教育ではなく、同一の講師による各学年に合わせた内容で体系的な知識を生徒らに伝えていく。「将来的には学校関係者だけでなく、地域住民を招くことも想定している。継続的な教育機会の確保に努めたい」と岩田校長は今後の展望を語った。

港南区・栄区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

もっと見る

もっと見る

港南区・栄区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

もっと見る

もっと見る

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

港南区・栄区 ローカルニュースの新着記事

港南区・栄区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS