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中区・西区版 公開:2014年5月15日 エリアトップへ

石川町駅〜山手駅 4商店街結ぶマップ完成 史跡散策コースを紹介

経済

公開:2014年5月15日

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1カ月余でつくり上げた
1カ月余でつくり上げた

 JR根岸線開通50周年を記念して、石川町駅と山手駅の周辺4商店街による「ひと駅ぶらりマップ」がこのほど完成した。地域の史跡散策コースを紹介しており、5月18日から両駅をはじめ各商店街の加盟店で計6千部配布される。

記念品当たるウォークラリーも

 紹介する散策コースは、石川町駅を始点に石川商店街から元町を通り抜け、汐汲坂を上って山手公園を経由、麦田町へ下り本牧通りから山手駅に向かうというもの。エリアが山手トンネルで分断されないように工夫されている。

 「大丸谷震災地蔵尊」や「麦田市電車庫跡地」「大和屋シャツ工場跡」など12の史跡が解説付きで紹介されており、読み物としても楽しめる。

 また、散策ルートに5カ所のポイントを設けた「ウォークラリー」も盛り込む。根岸線に関係する5文字の単語をつくり、正解者には先着順でJRグッズやサッカーJ3の地元チーム「YSCC」観戦チケットなどが当たる賞品付きだ。

 今回の企画は、石川町駅近くの「石川商店街」、山手トンネルの本牧側に位置する「麦田町発展会」、本牧通りから山手駅までの「大和町商栄会」と「山手駅前商和会」が共同で取り組むもので、4商店街による初めての試み。

 マップ制作の中心メンバーの一人、石川商店街理事長の大島重信さん(41)が3商店街に声をかけたのが今年3月。その月末からほぼ毎週、各商店街の有志が集まり企画を練ってきた。

 大島さんは4年前から商店街で歴史マップ作りに取り組んでおり、近隣地域を含めた「史跡を紹介するタイミングを探っていた」という。2014年に根岸線が開通50周年を迎えることから、それを記念して石川町駅と山手駅をつないだエリアにスポットをあてた散策マップを考えた。

 大島さんは「4つの商店街をまとめることで、これまでとは異なる視点で地元を楽しめる。意外と知られていない横浜の史跡を発見して地元のファンになって欲しい」と話していた。

 マップのイラストを手がけたのは、麦田町発展会の大谷雷太さん(42)。「各商店街がしっかり収まるようにレイアウトした」と説明する。仕事の傍ら、「皆さんに喜んでもらえるなら」とパソコンを使って3日間かけて制作したという。

 マップはB4サイズの両面オールカラーで、2駅と4商店街(加盟店)でそれぞれ1千部ずつ配布。ウォークラリー正解者の賞品引き換えは6月1日。

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