子育て支援講座などを展開する株式会社WillFun(ウィルファン)=中区山下町244=で5月29日、幼い子どもを持つ親たちが自らの経験を話し合う「保活サミット」が開催された。保活とは、親が子どもを保育園等に入園させるために行う情報収集などのこと。同イベントは、ウィルファンを利用する母親らの強い要望により実現した。
当日は保活を経験した母親らが「先輩ママ」として、幼い子を持つ父親、母親に生後2カ月から保活を始めた話や、近所の保育園に入園できなかったエピソードなどを語った。
磯子区から参加した0歳8カ月の子どもを持つ藤井望さん(36)は、「身近に相談できる人がいないので、先輩ママたちの生の声が聞けてよかった」と感想を話した。
市では、2016年4月1日現在の保育所などの利用待機児童数は7人としている。しかし待機児童数のほか横浜保育室や育休取得者など、希望通りの保育所を利用できていない児童数を合わせた「保留」児童数は市全体で3117人で、前年から583人増加。中区と西区の保留児童数はそれぞれ103人、130人といずれも昨年より増加しており、最多の港北区は564人となっている。
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