世界各国の若い才能あるクラシック演奏家の育成を目的に、練習や発表の場を与える「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパンヨコハマ(MMCJ)」が横浜みなとみらいホールで行われている。
今年は日本を含む世界7カ国から21人が選ばれ、指揮者の大友直人さんら世界で活躍する演奏家らから日々指導を受けている。受講生の吉村結実さん(27)と山本周さん(22)は「指導者の方々はもちろん、世界各地の同年代で才能ある人たちと一緒に練習できるのは大きな刺激」と語る。将来、第一線での活躍が期待される面々。主催者も「横浜で学んだ経験が必ず彼らの財産になる。市民の方々にもぜひ才能豊かな若者たちの演奏を楽しんでもらえたら」と話している。
そして、あす15日(金)には同ホールで集大成となる受講生と教授陣によるオーケストラ・コンサートが開かれる。曲目はブラームス「悲劇的序曲」、スーク「弦楽のためのセレナーデ」ほか。午後7時開演。料金は全席指定S席2500円、A席2千円ほか。(問)ホールチケットセンター【電話】045・682・2000
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