西区の日本丸メモリアルパークで10月3日、水陸両用バス「スカイダック横浜」運航のグランドオープンを祝う式典が開催された。
同バスは市民や観光客が水辺空間に親しみ楽しめる環境を整備し、水辺周辺の賑わい創出や活性化につなげることを目的に、社会実験の一環として導入されたもの。
市が2015年6月から8月にかけて事業者を募集し、日の丸サンズ株式会社=東京都=、シティアクセス株式会社=中区新山下=が構成する「水・陸新発見!横浜みなとまちめぐりプロジェクト」が採択された。車両のデザインは市内で活躍するデザイナーの天野和俊氏の協力のもと、市と事業者が協議しながら進め、1頭のくじらを描いた。天野氏は「楽しくて夢のあるデザインを心掛けた。多くの人に愛される存在になれば」と話した。
16年8月10日にプレオープンを迎え、このたびチケット受付所・待合所、赤レンガパークから出発するコースを開設し、グランドオープン。式典でシティアクセス株式会社代表取締役社長の藤木幸二氏は「待ちに待った日がやっと来た。横浜を訪れた人に来てよかったと言ってもらえる事業にできれば」と抱負を語った。式典後、バスは42人の乗客を乗せ、日本丸メモリアルパーク前から出発。乗客らは水辺からの景観を楽しんだ。
同バスは日本メモリアルパーク、赤レンガパークから一日2便(臨時便はそれぞれ2便、1便)出発する。大人3500円、小学生以下1700円。チケットは出発1時間前に各カウンターにて先着順で販売。
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