藤棚商店会の一角にある、コミュニティスペース「藤棚わいわい広場」。昨年11月のオープン以来、老若男女の「居場所」づくりに役立っている。
広場を運営しているのは、地元の藤棚商店会。空き店舗対策や、商店街内に気軽に使えるトイレが欲しいとの要望があったのが、設置のきっかけ。
会長の赤荻勇二郎さんは「まちの活性化を考えた際、皆に寄ってもらえる場所を作ろうとまとまった」と話す。設置に当たっては市の補助金を活用。場所を提供したのは、商店街のたばこ店・はたのや。同店の奥に設けられている。
同商店会が雇ったスタッフが常駐。買い物途中に高齢者が休憩で訪れるほか、おむつ交換や授乳スペースもあり、子ども連れの親も訪れる。コーヒーを提供するほか、惣菜パンやあんみつなど、近隣の店舗で売っている商品も揃えている。時には出前がやってくることも。「仕事の前と後にも来たり、スタッフとも友達同士なので、夕飯の献立の話や旅行の話をしています」と近所に住む女性。
トイレを借りるだけの人なども入れると、多い時で1日40〜50人が来訪。赤荻会長は「今後は展示会など、団体での利用が増えていけば」と展望を話した。
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