中区・西区版 掲載号:2017年4月13日号
  • googleplus
  • LINE

横浜緑ケ丘高校出身で四季株式会社(劇団四季)の代表取締役社長を務める 吉田 智誉樹(ちよき)さん 南区在住 52歳

前向きになれる演劇を

 ○…劇団四季初となる「オペラ座の怪人」の横浜公演を8月まで開催する。横浜での長期公演は「キャッツ」以来約4年ぶり。「1983年に都内から青葉区に移って以来、横浜は劇団四季の本拠地。一度観に来られた人が繰り返し来られるような良い舞台を創りたい」と笑顔で語った。

 ○…南区の出身。横浜緑ケ丘高校に進学し、学校の最寄り・山手駅で小学生の頃仲良くしていた”兄貴分”の先輩に勧誘され、演劇部に所属する。それまで演劇経験がなく、初めは恥ずかしさがあったが、本番に向け大勢の人が集中する姿に魅かれた。「人生を決定づけた3年間だった」と当時を振り返る。高校2年時に劇団四季の公演を観劇した際、創設者の一人で前社長の浅利慶太さんと居合わす不思議な縁もあった。「浅利さんは全然覚えていませんでしたけど」と苦笑い。

 ○…慶應義塾大学を卒業後、エンターテイメントとしての演劇発展の可能性を感じ劇団四季へ。「チケットを売ることが仕事の最終地点」という劇団の方針のもと、営業からキャリアをスタートした。その後は札幌から福岡まで全国各地で主に広報宣伝関連を担い、14年から現職を務める。一番の思い出は92年に北京や長春など中国4都市でミュージカル「李香蘭」の公演に携わったこと。日本人でありながら、中国人女優として日中の戦中戦後を生きた女性の波乱の生涯を描いた作品を、当時の中国で上演するのはとても緊張したと振り返る。それでも公演は成功をおさめ、演劇を通した文化交流の可能性を確信したという。

 ○…「演劇は社会が豊かであるからこそ成り立つのであり、その恩恵を忘れてはならない」という劇団の教えを大切にする。今後は作品の創作体制を整え、劇団の外部とも積極的に協力していきたいと話す。「作品を観た人が『また明日から仕事を頑張ろう』と前向きになれるようなものを創りたい」と意気込んだ。
 

中区・西区版の人物風土記最新6件

上田 ますみさん

東日本大震災復興支援コンサート「ふるさとをあきらめない」の実行委員会代表を務める

上田 ますみさん

2月22日号

小松崎 啓子さん

浅間台小学校で育つ夏みかんを使い、児童とのマーマレード作りを20年続ける

小松崎 啓子さん

2月15日号

藤田 善宏さん

関内ホール自主公演『ライトな兄弟』の作・演出・振付で文化庁芸術祭新人賞を受賞した

藤田 善宏さん

2月8日号

栗原 清剛さん

浅間台小で行う環境学習が文部科学省から表彰された、(有)マルニ商店常務の

栗原 清剛さん

2月1日号

加瀬 泰さん

横浜市民ミュージカルの原作である短編映画『アクアの肖像』を手がけた

加瀬 泰さん

1月25日号

黒沢 博さん

初の主演映画『30年目の本気』が完成した、元ヒロシ&キーボーのヒロシこと

黒沢 博さん

1月18日号

桜木町駅前ホテル内のスイミング

ベビーから大人まで無料体験実施中!

http://www.breezbay-fit.co.jp

確定申告の季節です。

青色申告のことならなんでもお気軽に

http://www.yokohamaaoiro.com/

<PR>

中区・西区版の関連リンク

あっとほーむデスク

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年2月22日号

お問い合わせ

外部リンク