中区・西区版 掲載号:2018年1月25日号
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横浜市民ミュージカルの原作である短編映画『アクアの肖像』を手がけた 加瀬 泰さん 中区山下町在住 59歳

たぎる 作品への意欲

 ○…近代水道創設100周年記念の短編映画『アクアの肖像〜横浜水道物語〜』(横浜市水道局/1986年)。当時、電通映画社の担当として脚本・監督を務めた。そして近代水道130年を記念して同映画を原作としたミュージカルをつくりたいと、一昨年の冬に水道局から会社に確認があったという。「うれしかった。30年を経ても取り上げてもらえるなんて、作り手冥利に尽きますよ」

 〇…水道局の短編映画コンペに自身の企画が採用されたのは25歳のころ。電通映画社の映像部員として駆け出しのころだ。近代水道の立役者、ヘンリー・スペンサー・パーマーを意識して付けたタイトルは、今回の市民ミュージカルの題名にそのまま受け継がれている。会社ではCMやドキュメンタリー映像などを数多く手がけ、89年の横浜博覧会では日石地球館の大画面(20m×30m)で上映された映像の脚本や演出も担当した。現在は、(株)電通ライブでシニア・ビジュアルディレクターを務めている。

 〇…東京都杉並区出身。母親に連れられて怪獣映画を見に映画館によく足を運んだという。「当時の作品はのびのび、大胆、挑戦的だった」と振り返る。高校生のころには大の映画好きに。明治大学文学部に進学し、当時から自主映画を撮っていた。明大の名物サークルだった「騒動舎」の4期生でもある。「いい物件があった」と山下町に住んで20年近い。趣味は車。輸入車が好きで、今の愛車は1964年製のアルファロメオのオープンカーだ。「車に合わせて服装も変えていく。それがまた楽しい」

 〇…「この作品は短編映画100選になり、また国際的にも評価されるなど僕を育ててくれた」。そして市民ミュージカルの原作に採用されたとあって、「新たな展開に期待したい」と語る。リタイア後は「映像、映画、文章かもしれませんが”モノ”づくりを続けたい。横浜に関係する映画も撮りたいですね」と意気込む。

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