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中区・西区・南区 経済

公開日:2019.02.21

ダイエー横浜西口店
また会う日まで
最終営業日に多くの人

  • 閉店を見届けに来た人たちの前であいさつする、ダイエー横浜西口店の店長

 ダイエー横浜西口店が入居するビルの建て替えのため2月11日に完全閉店し、47年近い歴史に幕を下ろした。



 同店は1972年4月に「横浜ショッパーズ・プラザ」として開店。本館は食料品売り場を中心に、1階はフードコートやクレープ店なども併設。新館の上層階には書店などもあった。



 11日は午後6時の閉店時間を迎えてもレジに長蛇の列ができ、最後の客が出てきたのは7時を過ぎてから。



 閉店を見届けようと交差点を埋め尽くすほど集まった人たちの前であいさつした店長は「この建物が生まれ変わった暁には、もう一度ダイエーとして皆様にお世話になれるよう強く念じて、本日ここでお暇(いとま)をさせていただきたいと思います。46年間本当にありがとうございました」と深く頭を下げた。



2023年度の建て替えめざす



 建物を所有する権田金属工業(株)=相模原市=によると、本館上部の集合住宅はすでに全住民が退去済み。今年夏前までには解体工事に着手し、新しいビルは2023年度中の完成をめざしている。



 新築ビルは9階建ての商業棟と8階建ての賃貸住宅で構成され、連絡通路で接続。商業棟はイオングループが手掛け、1階テナントには食料品店として引き続きダイエーが入る見込み。

 

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