中区・西区・南区 文化
公開日:2026.03.12
トランプの王様で「脳トレ」
シニアに人気 横浜ブリッジセンター
日本でトランプゲームというとババ抜きや七並べなどが真っ先に思い浮かぶが「コントラクトブリッジ(ブリッジ)」はご存知だろうか―。「トランプゲームの王様」や「室内競技のサッカー」と言われ、国際競技会が開催されるほど世界中に愛好者が多いという。そんなブリッジが今シニアの「脳トレ」に人気だと聞き、横浜駅西口の横浜ブリッジセンター=西区南幸=を訪れてみた。
知略と対話のゲーム
同センターはブリッジ愛好家の任意団体として、1986年に発足した。92年に神奈川区鶴屋町から現在の場所に移転し、2000年にNPO法人化。今年40周年を迎える。34のテーブルは週末の競技会にはほぼ埋まり、約130人がゲームに興じる。子育てがひと段落した主婦や退職後のシニア世代が多く、中には90歳を超える人も。取材した日も平日の昼間にも関わらず、20人近くがテーブルを囲んでいた。
脳を活性化、交流も
ブリッジは4人でテーブルを囲み、向かい合った人とペアを組んで出し合った手札(トリック)を取り合うゲーム。記憶力や推理力、何よりパートナーとの意思疎通が勝利のカギとなる。同センター講師担当理事の桐山千里さんは「ブリッジは運任せではなく、知力戦。ペアと作戦を立てて、勝敗のスリルや興奮が味わえる楽しさはブリッジならでは。頭をフル活用するので、認知症予防にも効果的と言われています」とその魅力を語る。また、経験者が多いマージャンと異なり、ほとんどが初心者で同じスタートラインに立てることも人気の一つ。近年はクルーズ船などの社交場に備えて学びたいという人も増えているという。西区藤棚町の海老塚恵美子さん(74)は「最初はルールを覚えるのが難しいけれど、知的好奇心が刺激されるし、皆さんとの交流も楽しい」と笑顔で話す。
3月18日(水)と25日(水)に無料体験教室が開催される。時間は10時15分〜12時15分。申込は【電話】045・316・1193。
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