日本ケンタッキー・フライド・チキン(株)(近藤正樹代表取締役社長/日本KFC)=西区みなとみらい=はこのほど、「オリジナルチキン」など調理済みの商品を食材としてこども食堂に提供する取り組みを全国の外食企業で初めて開始した。11月19日には、港南台地区センターで開かれたこども食堂「みんなのカフェ」でチキン40本をKFC伊勢佐木町店からNPO法人フードバンク横浜を通じて提供。109人が楽しんだ。
食の安全担保
この取り組みは、営業終了時に残ってしまった「オリジナルチキン」や「骨なしケンタッキー」などの商品をニーズがある場所へ届けたいという同社の思いがあり、安全に提供できる方法を検討。海外のKFCが取り入れている手法などを参考に商品を冷凍・保管し、必要な量をフードバンク横浜の物流ステーションに送る仕組みができたことで実現した。それぞれのこども食堂ではチキンの骨を外し、加熱調理をして提供される。
同社商品本部の坂部明執行役員補佐は「調理済みの商品を提供する仕組みは他企業などでも活用いただける。今後も食を通じて心豊かな社会の実現のために貢献していきたい」と話した。
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