西区の戸部小学校(柳澤潤校長)で1月8日、障がい者アスリートの高田千明さん、裕士さん夫妻による授業が行われた。西区役所が区内の小中学校を対象に各種目のオリンピアン・パラリンピアンを招いて行ってきたスポーツ体験会の一環で、この日で区内全校での実施が完了した。
視覚障がいのある千明さんは走り幅跳びのT11(障がいが一番重いクラス)で東京パラリンピック出場が内定。夫の裕士さんは聴覚障がい者が対象のデフリンピックに出場。400mハードル日本記録を持つ。
この日はまず、全校児童を前に2人が講演。競技を始めたきっかけや、「出来ることをできる人がそれぞれやる」をモットーにした家庭の様子などを説明した。
最後にはアイマスクをした千明さんが裕士さんとロープで手を結び、児童たちの前で伴走。その後の授業では、4年生が実際にアイマスクをして伴走を体験した。
千明さんは「今出来ることをしっかりとやることと、思っていることはしっかり言葉にして相手に伝えることをしましょう」と児童たちへメッセージを送った。
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