中区山下町でトレーニングジムなどを運営する北井地所グループ代表の北井孝英社長(51)が4月24日、マスク2千枚を一般社団法人横浜港振興協会(藤木幸夫会長)に寄付した。
北井社長の父親が仕事で横浜市とつながりが深かったことや同協会の藤木会長と親交があったため、横浜港を支える人たちへの寄付を決めた。
24日に同協会を訪れた北井社長は「父がお世話になった方々を支援できればと思いました。私も日頃から屈強なプロレスラーたちのトレーニングを間近で見ているが、港で働く人々もコロナウイルスに負けないでほしい」とマスクを渡した。同協会には横浜港に関係する企業や団体など500社が加盟。同協会は「港の最前線で働く人に行き渡るようにしたい」したいと話している。
北井社長が経営するジムは全日本プロレスのオフィシャルスポンサーを務めるなど、レスラーや格闘家のトレーニングを支援している。これまで、災害時に施設などへ寄付を行うなど、社会貢献活動を続けている。また、今年夏には自身の半生を振り返った著書「覚悟を決めると楽になる」(仮)を出版する予定。
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