馬車道商店街協同組合(六川勝仁理事長)がこのほど、横浜市内の公立小中高校など全509校に、馬車道の150周年記念事業として作成した記念誌を寄贈した。これを受けて教育委員会から感謝状が贈られた。
7月3日に行われた贈呈式で、鯉渕信也教育長は「写真も多く、馬車道や横浜開港の歴史などが非常に分かりやすくまとまっている。学校の教材として有効活用させていただきます」と感謝を述べた。六川理事長は「街の手作りで作成したため完成まで3年もかかってしまったが、ぜひ役立ててもらえたら嬉しい」と話した。
後世に残る1冊
商店街では1867(慶応3)年に馬車道が整備されてから150周年となる2017年にあわせて記念誌を作成。街の人たちに声をかけて昔の写真を集めたり、県立歴史博物館の資料を紐解き歴史的な検証を行うなど地道な作業を繰り返し、今年3月にようやく完成。記念誌には文明開化の歴史や街づくり、関係者による寄稿や座談会なども掲載されている。
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