北海道紋別市の流氷観光船「ガリンコ号III IMERU」が11月12日、新港ふ頭に寄港した。
同船は九州の大分県佐伯市で新造されたガリンコ号の三代目。総370トン、全長45・5m、全幅8・5mで3階建て。旅客定員は235人。アイヌ語で「光」を意味する「イメル」の名が付く。佐伯港を11月上旬に出航し紋別港に向かう途中に横浜に寄港。来年1月の就航を予定する。
当日は関係者を対象に内覧会を実施。船首には流氷を砕くスクリューを2本完備しており、普段見慣れない船の様式に、参加らの多くがスマートフォンなどで写真を撮っていた。また、会場には宮川良一紋別市長も訪れ、流氷観光をPR。宮川市長は「流氷観光船を知っていただき、オホーツク海に面した紋別に行きたいと思ってもらえたら」と期待していた。紋別市の職員は「流氷を視覚だけで楽しむのではなく、船が流氷にぶつかったときの衝撃も体感してもらいたい」と魅力を語っていた。
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