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中区・西区・南区 文化

公開日:2021.01.07

中区在住アーティスト
寺社の自然美、魅せる
元町で写真展 1月末まで

  • 会場には13点ほどの写真が展示される(写真は明月院にて)

  • アナトーリー・アンシンさん

 中区豆口台在住のアーティスト、アナトーリー・アンシンさん(45)が鎌倉の寺社を中心に撮り続けてきた写真の個展『宝蔵自開』を、1月6日から31日まで元町の「Gallery+Sushi三郎寿司あまね」で開催している。

 ロシア出身のアンシンさんは、若い時から日本の伝統文化と歴史に魅了され、日本学を専攻したモスクワ大学を卒業後、留学生として来日。日本歴史の分野で博士号を取得し、専門書と学術論文を世に出し、ロシアと韓国で大学教員を務めた。 近年は日本の自然と伝統文化を写真で表すことに挑み、その活動を「写真」ではなく視覚芸術というより広い領域に位置付け。大自然から奥深い象徴性を引き出すことを写真術の神髄と考える。

 歴史と自然が融合する鎌倉の寺社を巡り「訪れる度に新たな発見がある」と、究極の美を求めシャッターを切る日々。今回が地元では初の個展だ。「何度も見たくなるほどの美しさ。古き良き文化を読み取っていただけたら」と話している。

 入場無料。午前11時〜午後8時(日曜7時)。月火休み。会期中の日曜午後1時〜4時(31日は4時〜7時)は在廊。※2月23日〜3月1日は、みなとみらいギャラリーで開催予定。

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