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中区・西区・南区 社会

公開日:2021.01.07

横浜駅西口
ポイ捨て防止を啓発
収集車「3R号」が出動

  • 行政職員がごみ拾い

 コロナ禍で増えるポイ捨てごみの問題を啓発―。そんな取り組みが昨年末に横浜駅西口の繁華街を抱える北幸、南幸エリアで行われた。

 西区役所をはじめ資源循環局、都市整備局の職員ら30人ほどが参加。ビブレなどが位置する南幸地区をぐるりと囲む川沿いを中心に、清掃活動を行った。また、街の美化を啓発する専用の収集車「3R夢」も出動。ポイ捨ての禁止を放送で呼びかけた。

 参加した資源循環局の職員によると、川沿いの人目が届かないところなどにポイ捨てごみが集中すると指摘。また、新型コロナ対応で、飲食のテイクアウトが増えたこともポイ捨てごみの増加に影響しているという。

5月から清掃

 昨年、コロナによる緊急事態宣言がなされる以前は、地域の美化推進員らが定期的に清掃を実施していたが、宣言後、思うように清掃活動ができなくなっていた。そこで、行政職員が5月から不定期であるものの同地域でごみ拾いを開始。今回で8回目となった。

 10月の清掃活動では、タバコの吸い殻やペットボトル、缶、コンビニなどのコーヒーの紙カップ、また不織物マスクなどもみられたという。

 年末の清掃では比較的ごみが少なく、西区地域振興課の職員は「皆様の美化意識のおかげです」と話していた。資源循環局の職員は「ここまでごみが落ちていないのは初めて」と驚いていた。

 今後、西区では路上ごみの種類や内容を調査、分析し公表を予定しており、ポイ捨て防止に生かしたいとしている。

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