横浜駅西口に3月20日、はしご酒を楽しめる”横丁スタイル”の飲食施設「横浜西口一番街」=西区南幸=がオープンした。2026年9月まで、6年間限定の施設。
店舗は魚と酒はなたれ、ビーフキッチンスタンド、韓兵衛、焼きそばセンターまるき、焼売酒場しげ吉、もつしげ、もつ煮込み専門店沼田の7店。いずれも地元の人気店ばかりだ。元町などで焼肉店・食彩和牛しげ吉を運営する(株)シゲキッチン=中区=は、新業態となる焼売専門店として出店している。
「ウィズコロナ」時代の先駆けに
同施設開業のきっかけを作ったのは、(株)奴ダイニングの代表取締役、松本丈志さんだ。同地への出店話が出た際に「1店舗より横丁スタイルにした方がお客さんも楽しめるはず」と仲間に声をかけた。どの飲食店も厳しい状況下だったが、横浜出身のオーナーが多く、従業員の雇用創出や横浜西口に新たな賑わいをもたらしたいという思いが強かったという。店名は自身の店も出店する「野毛一番街」から取った。
またコロナ禍でも安心して飲めるよう、施設の感染症対策は徹底した。入店時の検温と消毒、マスクの着用の徹底はもちろん、店舗ごとに強力な換気扇を設置。抗菌作用のある光触媒によるコーティングを店内のテーブルや椅子など、施設全体に導入した横丁は「日本で初めて」だという。
松本さんは「飲食店を盛り上げ街に元気を取り戻したい。横浜西口のランドマーク的存在になれば」と話している。
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