東アフリカ・タンザニア在住で横浜市出身の島岡強さんが5月13日、中区の児童養護施設「高風子供園」(高橋理恵園長)=中区本牧元町=にタンザニアの現代アート「ティンガティンガ」の絵画を寄贈した。
これは島岡さんが代表を務める株式会社バラカ=大阪府=が主催するティンガティンガの原画展にあわせた企画。ティンガティンガとは、約50年前に誕生した絵画様式で、6色のペンキで動物や自然などを表現している。
島岡さんはアフリカの実情や文化を伝えようと磯子区在住の写真家・新井秀幸さんの協力を得て、約10年前から市内各地の小学校で絵画を寄贈する同様の活動に取り組んできた。
当日は新井さんが、同園の子どもたちに向けアフリカの暮らしや文化を写真で伝えたほか、島岡さんの活動を紹介。その後、絵画が公開され、島岡さんの手で子どもたちに手渡された。絵画は、アフリカの動物たちを色鮮やかに描いており、子どもたちが嬉しそうに気に入った動物を指でさしていた。島岡さんは「この絵を通じて、アフリカのことに興味を持ってもらえたら嬉しい」と寄贈の思いを話した。高橋園長は「大変ありがたい。子どもたちと大切にしたい」と感謝を述べた。
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