署管内は2Km四方と広くはないが、県内随一の繁華街を抱え、数多くの事案が発生するエリアだ。「身が引き締まる思いです」と話す。
刑事・生活安全・交通・交番と、いずれの部署においても「環境の浄化が至上命題」だ。また、扱う事案が多いこともあり、新型コロナの感染リスクは低いと言えず、日々、最前線での仕事が求められている。
警部補時代に伊勢佐木署勤務の経験があり、「また戻ってこられた」と目を細めた。「当直の際は担当部署に関係なく、様々な案件に対応する必要があって、とても勉強になった。警察官として育ててもらった署です」と振り返った。
これまでは警備畑が長い。施設警戒や花火、デモ行進など、大規模警備計画を主に担ってきた。署は大和、相模原南、茅ケ崎、川崎、港北など規模の大きいところを経験。県警本部の公安一課長も務めた。伊勢佐木署の前は、1都10県の警察の幹部を育成する警察学校に出向していた。
生まれも育ちも神奈川区。高校卒業後、警察官の道へ。「まちのおまわりさんへの憧れがあった」と話す。
息抜きは乗合船で行く海釣り。「コロナ禍で今は行けませんが、見ず知らず人と一緒に、話すのは仕掛けのことだけ」と、そこが気楽でいいという。
署管内の住民には「皆様の協力があってこその警察」と話し、「伝統ある横浜の町を一緒に守っていきましょう」と呼びかけた。
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