神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2021年5月27日 エリアトップへ

再エネ電力4者が受給 岩手県内の風力発電所由来

経済

公開:2021年5月27日

  • LINE
  • hatena
Web会議で行われた開通式で意見を交わす林文子市長と山本町長
Web会議で行われた開通式で意見を交わす林文子市長と山本町長

 横浜市内の企業など4事業者が岩手県の最北端に位置する軽米町(山本賢一町長)の風力発電所で作られた電力を受給することになり、4月末に受給開始式が行われた。

 軽米町で生み出された電力を受給するのは市内11の区民利用施設を指定管理者・受託管理者として管理・運営する特定非営利活動法人や建設会社、保育園など4事業者。発電事業者は再エネ電力を固定価格買取制度で東北電力に売電し、その電気を特定卸供給契約を結んだ小売業者が仲買し需要家のもとに届けられる。

 横浜市は2018年、50年までの脱炭素化社会の実現をめざす「Zero Carbon Yokohama」を宣言。省エネ推進と同時に、主な電力の再生可能エネルギー(再エネ)への転換を進め、CO2排出量を実質0にする方針だ。

 市温暖化対策統括本部によると市内の年間消費電力は約160億kWhで化石燃料が主体で、再エネ創出のポテンシャルは50年の消費電力量に対し約10%と試算。広域連携による市域外からの電力供給を受けること脱炭素化実現へ向け、不可欠だという。

 19年からは軽米町を含む東北地方の13市町村と横浜市は太陽光や風力、バイオマスといった再エネ普及に関する連携協定を締結。これまでに連携協定を結ぶ3つの町から電力供給が開始され、29の事業者が再エネ転換を図っている。

 連携協定を結ぶ市町村の太陽光や風力、バイオマスなどの潜在的な発電可能量は、横浜市内の年間消費電力量の5倍以上と推計される。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

大型客船4隻 同時着岸

大型客船4隻 同時着岸

 横浜港 月2回は日本初

4月25日

新たに8件をME-BYO BRANDに認定

【Web限定記事】

新たに8件をME-BYO BRANDに認定

神奈川県がME-BYO BRAND認定証授与式を開催

4月25日

神奈川版が発売

地球の歩き方

神奈川版が発売

全33市町村網羅532ページ

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook