西区の第4期地域福祉保健計画「にこまちプラン」の発表会が7月28日、市健康福祉総合センターのホールで行われた。区全体計画のほか、全6地区の計画がそれぞれ3分ほどの動画で紹介され、地区独自の取り組みなどが披露された。
多世代共生の場 重要に
コメンテーターとして出席した同計画の策定アドバイザーで愛知東邦大学の西尾敦史教授は、にこまちプラの5つの柱の一つとして「子どもの健やかな成長」を掲げている点が特徴と評価した。
その上で、生産年齢人口ばかりにスポットが当たりがちな日本社会において、その前後の子どもと高齢者にも注目し、「多世代共生の場、つまり『地域社会が生きるステージ』が重要」と解説した。そのステージが生きることで、「学習支援や孤食の課題に地域で取り組むことができる」と話した。
フォーラムには、全6地区の代表者が参加し、3地区ごとに登壇。会場には西区の菊地健次区長をはじめ地区の関係者ら約100人が参加した(主催者発表)。感染症対策として間隔をあけた座席配置となっていた。
にこまちプランは5年ごとに策定される行政計画で、3月末に第4期が策定。区全体の計画と連合町内会を単位とした6エリアごとの計画があり、地区の計画は住民自らが作り上げた。
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