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横浜平沼高校 体育教諭が金・銀メダル 全国障害者スポーツ大会の水泳で

スポーツ

公開:2022年11月17日

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金と銀のメダルを手にほほ笑む上野教諭
金と銀のメダルを手にほほ笑む上野教諭

 横浜平沼高校の体育科教諭・上野卓也さん(33)が、10月29日から31日にかけて栃木県で行われた「第22回全国障害者スポーツ大会」に水泳競技で出場し、自由形25mで1位、同50mで2位となり、金・銀のメダルを獲得した。陸上部の顧問を務める上野教諭は「陸上ではなく水泳で選ばれて驚いたが、念願の初出場で、結果を出せてよかった」と喜びを噛みしめた。

 国内最大の障害者スポーツの祭典とされる同大会。4年ぶりの開催となる今大会では、個人と団体の計14競技が実施され、全国から約3300人が参加した。

 上野教諭は9歳の時に視力が急激に落ち、視野の中心部分が欠ける視覚障害がある。4年ほど前から力試しとして挑戦している同大会の市選考会「ハマピック」に陸上と水泳でエントリー。水泳で好成績を収め、横浜市代表に選出された。

 全国大会の会場が地元の栃木県ということもあり、本番でも力を発揮。25mで12秒99、50mで29秒13と、どちらも自己ベストを更新しメダルを獲得した。上野教諭は「応援に来てくれた両親に良い姿を見てもらえて良かった」と振り返った。

二刀流の道へ

 幼い頃から小学生までスイミングスクールに通い、中学・高校は陸上に専念。陸上のトレーニングの一環として水泳を取り入れたり、大学生の時、スポーツジムでのアルバイトなどで「泳ぐ機会はあった」というが本命は陸上という。

 今大会の結果を受けて、パラ水泳に誘われているという上野教諭。「せっかくなので水泳も来年2月の大会に挑戦。陸上は2024年の世界大会を目指しているので、どちらともやってみる」と話し、”二刀流”の道を歩み始めた。

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