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中区・西区・南区 人物風土記

公開日:2023.02.23

全国高校ダンスドリル冬季大会の個人部門で2位に入賞した
中野 遥さん
みなと総合高校2年生

バレエ経験チアに生かし

 ○…「第14回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」個人部門に出場し、「Ms.SOLO部門2年生」の部で2位に入賞した。昨年個人で全国大会に出場した先輩に憧れ、自身初の挑戦となったが「大きな舞台を楽しむことができた。2位という結果にもつながってよかった」と、賞状とトロフィーを手に満面の笑顔で語る。

 ○…泉区在住。地元のクラシックバレエスタジオで3歳の頃からバレエを始めた。以来、ほぼ毎日練習を重ねて、小学2年生の頃には全国大会で1位に。その後も多数のコンクールで入賞経験がある実力者だ。「高校でもバレエを生かしたダンスができたら」と考えていた受験期に、市立みなと総合高校のチアダンス部と出合い、進学・入部を決めたという。

 ○…同部には、自分と同じように、新体操やフラダンスなど、チア以外の経験を持って入部している仲間も少なくない。「みんな色んな得意分野がある。お互いに相談したり、アドバイスをし合って仕上げるのはチアならでは」とその魅力を語り、友人や優しく寄り添ってくれるコーチも支えに。一方、「ターン(回転)はバレエの経験が生きてるかも」といい、バレエ仕込みの軸がぶれない動きの美しさが、自身の強みになっている。3月には団体として出場する全国大会を控えており、個人と団体の両立は必然的に練習量も増えるが「両方やらせてもらえるからには、責任感をもってしっかり準備したい」と意気込む。

 ○…大学では、芸術の分野を学びたいという夢がある。ダンスだけでなく、音楽からイメージをふくらませたイラストを描くのも好きで、「表現者としていろいろなものを学んでみたい。勉強も頑張らないと」と目を輝かせた。

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