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公開日:2024.02.29
【Web限定記事】加賀町警察署
強盗事件想定し元町で訓練実施
横浜元町ショッピングストリート内の宝飾店で2月16日、強盗訓練が行われた。加賀町警察署(森田仁志署長)と同ショッピングストリートの店が協力して実施したもの。
訓練は、刃物を持った男が店舗に押し入り、店員をおどして宝石を奪って逃走するという想定で行われた。店員が実際に強盗犯や客への対応、非常通報装置の作動、防犯カメラの確認などをしていた。また、通報を受けた署員が現場への急行や状況確認、犯人の特徴や逃げた方向の共有を行った。
訓練後の講評では、犯人の特徴を警察官に伝える際は、言葉を発していたらその声色やなまりの有無、衣類のブランドのロゴなどを伝えるといったポイントを説明していた。
地域一体で防犯意識を
同署によると、万が一、事件が発生した時に迅速な対応ができるよう、普段から非常通報装置や防犯カメラの取り扱い方を理解しておくことが重要だという。また、強盗犯は事前に下見をすることが多く、不審な人が現れた際には警察や店員間で情報共有することが事件の未然防止につながる。
同署の阪西徹副署長は「実際に事件が起きたときには身の安全を第一に考えてもらいたい。こうした訓練を定期的に行い、地域一体となって防犯意識を高めていけたら」と話していた。
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