横浜市内の郵便局は9月9日から、避難行動計画やハザードマップ、困ったときの連絡先などの情報が1つになった冊子「防災と暮らしの安心情報」を無料で配布している。
配布は日本郵便(株)が「地域の人に役立つ情報を発信しよう」と2021年から始めた。災害時に備えた食品備蓄のポイントやチェックリストなどの共通の情報の他に、各区の特徴に合わせて内容を変えている。西区は高低差のある地形が広がっており、マンション世帯が多い。災害時に避難場所に行くのが困難な人も多数いると予測されることから、区から提供された在宅避難リーフレットが加えられた。
西区の横浜ランドマークタワー郵便局の石田眞弓局長は「郵便局は地域の拠点。災害時に必要な情報を皆様に届けていきたい。ご家庭で防災について話し合うきっかけになれば」と話す。
冊子は来局者を対象に、簡易郵便局を除く市内の郵便局で配布している。数には限りがあるため、窓口で確認を。
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