中区・西区・南区 文化
公開日:2025.06.26
中区舞台に映画撮影進む
横浜在住の利重監督作品
横浜在住の映画監督で俳優の利重剛さんによるオリジナル長編映画『ラプソディ・イン・ブルー』の撮影が、中区内で進んでいる。
プロデューサーを務めるのは、映画『ヨコハマメリー』の監督・中村高寛さん=中区在住。2人は横浜を舞台にした連作ショートフィルム『Life works』で初タッグを組んでおり、2014年から現在まで24作品を発表。今回は長編映画として「オール横浜・中区ロケ」を掲げ、再び地元を舞台にした作品づくりに挑む。
区民ら出演
撮影は6月6日からスタート。地名や店名などはほぼそのまま使う意向で、中区在住者や在勤者らを中心に約100人がエキストラとして参加。地域密着型で撮影が行われている。中村さんは中区内を街歩きしながらロケ地を選定したといい「街やそこに実際に住んでいる人たちのリアルさを追求した」と語る。
中区役所で8日に行われた撮影では区職員有志のほか、永井由香区長も出演。参加者たちは「歩くだけでも緊張した」「映画の制作の裏側が見られて貴重な体験になった」などと話していた。
映画は26年以降公開予定。現在、上映会などのボランティアスタッフを募集している。(問)後藤さん【電話】080・1453・8553
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