南区の蒔田中学校2年生の知念杏さんが、神奈川県代表として8月に山形県で行われる全国大会に出場する。
日本将棋連盟神奈川支部連合会が主催する神奈川県予選は6月1日に行われたが、女子の部は出場者が知念さんしかおらず、そのまま全国へと駒を進めた。個人戦に初めてエントリーしたという知念さんは、「ちゃんと戦いたかった」と闘志を見せる。
知念さんが将棋をはじめたのは沖縄県に住んでいた小学4年生ごろ。10代から棋士として活躍する藤井聡太さんの姿に興味を持ったという。最初は祖父に教えてもらい、腕を磨いた。「今は私のほうが強い」と笑う。
中学校で将棋部に所属する知念さん。部員は10人いるが、「全員に勝てる」という腕前だ。さらに、週3回ほど西区平沼の「横浜やんけ将棋道場」に通う。将棋アプリよりも対面の方が「感想戦があるから好き。全国大会は楽しみ」と話す。好きな戦法は飛車と銀で攻める「棒銀」。将棋の面白さを「(年齢性別を問わず)考えれば勝てる可能性があるところ」といい、初の大会で勝利を目指す。
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