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中区・西区・南区 教育

公開日:2025.07.03

横浜市
未来の教育をデザイン
共創の取り組み始動

  • 「横浜教育イノベーション・アカデミア」の宣言した関係者

  • メタバースを体感する参加者

 横浜市教育委員会(下田康晴教育長)は6月20日、「横浜教育イノベーション・アカデミア」のスタートアップイベントを関東学院大学横浜キャンパス=中区万代町=で開催した。当日は、教員や学生ら約300人が参加した。

 この取り組みには、全国55の大学や企業、教員を志す学生が参加。教育の質の向上や教職の魅力を高めることが目的でそれぞれの人員が交流や研究・分析する共創の取り組みとして生まれたのが「横浜教育イノベーション・アカデミア」だ。

メタバース空間を体験

 イベント当日は、「理想の教員」「子ども主体の授業」など4つのテーマを設け、グループで語り合った。「メタバース創造」をテーマにしたグループでは、市教育委員会の職員らが登壇し、NTT東日本の社員がIGA端末やVRゴーグルの操作をサポートした。

 同社は、24年度にみなとみらい本町小学校や市立東高校などで同空間を取り入れて様々な国の児童生徒と交流する授業のサポートなどを行ってきた。

 同グループの参加者は、距離を超えてコミュニケーションが取れるメタバース空間を体験。その後、同空間を用いた学びとして、「どんな場面での使用が考えられるか」など教育現場で実践する際のアイデアが交わされた。

 今後は、未来の教育をデザインする共創の研究大学を目指すため、教員と学生のふれあいや交流を行う「地上の星交流サロン」や児童生徒約26万人のデータなどを活用し、教育の質向上を目指した取り組みへとつなげる「教育共創研究センター」など、様々な機関が連携しながら、同アカデミアを推進していく。

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