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中区・西区・南区 文化

公開日:2025.07.10

「横浜とのつながり知って」
米沢市長が中区を訪問

  • 物産展の期間中、中区役所1階に展示された「紅花」の花束が近藤市長(右)から永井区長に贈られた

 中区と交流のある山形県米沢市の近藤洋介市長が6月24日、永井由香区長を訪問し、山形県の花「紅花」を贈った。

 横浜市と中区、米沢市は、2012年に奉仕団体・ライオンズクラブの事業の一環で、大通り公園に米沢市で生産された「啓翁桜」を植樹したことをきっかけに交流を続けている。同日から2日間、市庁舎で米沢物産展が開催された。

 近藤市長は「米沢牛は今年150周年で横浜から広がった。市制施行の年も一緒」と米沢と横浜のつながりを説明し、永井区長も「米沢市には特産物が沢山ある。行ったことがないので、ぜひ訪れてみたい」と話した。

横浜で広がった米沢牛

 米沢市によると「日本三大和牛」と言われる米沢牛は、横浜から米沢興譲館高等学校に赴任していた洋学教師のイギリス人、チャールズ・ヘンリー・ダラス氏が初めて食べたとされる。その美味しさに感動し、1875年に任期を終え横浜の居留地に戻る際、牛1頭を土産に持ち帰って仲間に振舞ったところ大好評に。これを受けてダラス氏が米沢の家畜商と横浜の問屋を契約させて米沢牛として売り出し、広く世間に知られるきっかけになったという。1899年の奥羽本線の開通を機に、山形県南部の牛が米沢駅から貨車積みされ、牛肉文化発祥の地・横浜に大量出荷され、米沢牛の銘柄を確立した。

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