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公開日:2025.07.15

東京ガスネットワーク
赤色灯で交通事故防止
県警と連携した初の取組

  • 赤色灯をつけて走る緊急車両

  • 出発式には戸部署の署員や東京ガスネットワークの社員ら約30人が参加

 東京ガスネットワーク(株)=本社・東京都=は、夏の交通事故防止運動期間(7月11日から20日まで)にあわせ、神奈川県警と連携して交通事故防止に取り組んでいる。

 ガス漏れなどの通報時に出動する緊急車両の赤色灯を対応後も点灯して走行する。平時にも赤色灯を付けることで運転手や歩行者に交通ルールの遵守を意識させる。交通事故防止を目的に赤色灯を装備した民間の車両が点灯走行を実施するのは県内初の取り組み。

 7月11日には、西区西平沼町にある同社の神奈川事業部で出発式が行われた。戸部警察署と第一交通機動隊、同社の社員ら約30人が集まった。

 今年の県内の交通事故の死者数は7月10日時点で68人。前年同期比+14人で東京都と並び全国ワーストだ。状況を改善するために、官民一体の対策を進める県警からの依頼に応じたことで実現した。

 同社の神奈川事業部が所管するエリアでは、赤色灯を装備した緊急車両が一日約15台出動している。24時間365日緊急保安対応を行う「神奈川ガスライト24」の矢島大地所長は「市民の生命や財産を守るというミッションは我々も同じ。今後も協力していけたら」と話す。

 戸部警察署の杉江友悟副署長は「快く引き受けていただき感謝している。特に事故が多い薄暮時間帯で効果があるのでは」と期待を寄せる。

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