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中区・西区・南区 経済

公開日:2025.07.31

日印ビジネスの軌跡追う
渋澤健氏招き、講演

  • 講演で登壇する渋澤氏

 中区本牧を拠点に日本とインドのビジネス交流を進める(一社)日印女子フォーラム(大場多美子代表)は6月26日、三溪園の鶴翔閣で「日印開港者たちから私たちへのメッセージ〜インドのタタ財閥と渋沢栄一の軌跡〜」と題した講演会を開いた。NPO法人アジア中小企業協力機構が共催。当日は、約50人が参加した。

姉妹都市60周年

 横浜市はインドのムンバイ市と姉妹都市となって60周年を迎える。会場となった三溪園は、アジア人で初めてノベール文学賞を受賞したインドのラビンドラナート・タゴール氏が何度も訪れた日印との関係が深い場所だ。

 インドと横浜の関係は、インド三大財閥の一つであるタタ財閥と渋沢栄一が綿や絹の貿易を通して礎を築いた歴史がある。講演会は、今後の日本とインドの交流を深める目的で開催された。

 渋沢栄一の玄孫にあたるシブサワ・アンド・カンパニー(株)の代表取締役の渋澤健氏が登壇し「渋沢栄一の思想から学ぶ、これからの日本とインドの関係」をテーマに講演したほか、横浜とインドに関わる講演や演奏、朗読などを行った。大場代表は「横浜から全国へ日印の架け橋となるような活動を今後も続けていきたい」と話した。

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