中区・西区・南区 社会
公開日:2025.08.29
校舎に響く悲鳴…
日枝小でお化け屋敷
南区の日枝小学校で8月23日、「ミステリー学校たんけんとお化け屋敷」が行われた。校舎の2階をお化けがでないエリア、3階をお化けが出るエリアに分け、怪しげな札が貼られたふすまや墓地、鳥居、骸骨などを配置して雰囲気を演出。子どもたちは普段と違う真っ暗な教室で、並んだ生首が突然動いたり、井戸から着物姿のお化けが出てきたりする仕掛けを、時折悲鳴をあげながら楽しんだ。
保護者手作りで”昭和感を演出”
準備をしたのは、同小学校のPTAに代わる組織として5年前に発足した「日枝っ子友の会」。同会の天笠亮平会長は「手作り感のある昭和を感じさせるお化け屋敷をやってみたかった」と話す。2カ月ほど前から仕掛けや小道具を手作業で作り始めた。特に大変だったのは、暗闇にするため、教室の窓ガラスをすべてふさぐ作業。「想像以上に大変で、間に合わないかと思いました」と苦笑いする。
PTA組織の役員にあたる友の会の「こーでぃねーたー」は、本人の立候補のみで選出。人数に制限を設けず、集まった人でできることを行うスタンスだ。天笠会長は「個々の得意なことを生かす形で参加を募っていたので、やってみようと思った。”子どもたちのために”が前提ですが、自分はモノを作るのが好きだったので。自分も楽しみながら活動できています」と話した。
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