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中区・西区・南区 社会

公開日:2025.08.31

横浜市
親子で栽培体験
3歳児健診でキット配布

  • 配布中の栽培キットを手に横浜市の職員

 横浜市は8月から、家庭で気軽に農業に触れる機会を創出するため、野菜のオリジナル栽培キットを3歳児健診の受診者を対象に配布している。

 これは今年度から始めた、子育て世帯向けの農体験事業「すくすくファーム 横浜」の第1弾。都市農業が盛んな横浜の魅力を伝えるため、市内で農地がほとんどない中区、西区、南区の3区を対象にモデル実施している。

 栽培する野菜は、全国でトップの生産高を誇るコマツナ。横浜の地名に由来する「さくらぎ」という品種を選んだ。

 栽培キットは、鉢袋や土、種のほか、コマツナの栄養価や子どもにおすすめの食べ方が書かれた説明書がセットになっている。各区の区役所で行われる3歳児健診の会場で希望者のみに配布しているが、9割以上の人が受け取って帰るという。配布は、2026年3月までの予定。

 キットには子どもが楽しく取り組めるよう鉢に自由に絵がかけたり、環境に配慮された素材を使用。市の子育て応援アプリ「パマトコ」を通じて、栽培に関するアドバイスを行っている。

 

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