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公開日:2025.09.11

岡野中学校女子テニス
夏の大会で「全国ベスト8」
4大会連続の快挙

  • 全国大会の試合会場で岡野中のメンバーと顧問(同校提供)

 横浜市立岡野中学校の女子硬式テニス部が「第52回全国中学生テニス選手権大会」(8月18・19日福岡県)の団体戦でベスト8に輝いた。春夏4大会連続での全国8強入り。

 全国から勝ち上がってきた32校が、ダブルス戦2本、シングル戦3本の計5試合で勝敗を決める団体トーナメントに臨んだ。初出場校と全国常連校を1、2回戦で制し、ベスト4をかけた3回戦は第一シードの山陽女学園中等部=広島=と対戦。2対2で迎えた最終戦を任されたのが、3年のエース・佐藤芽生さん。全国常連校と接戦を繰り広げる中、部員や保護者だけでなく、会場にいた関東エリアの他校の生徒も一体となって応援。「多くの声援が力になった」。最後まで粘りのラリーを見せたが、あと一歩及ばずベスト8となった。

 個人戦ダブルスでも、3年生の永長桃果さんと鈴木真央さんのペアが全国ベスト8になる活躍を見せた。

「悔いはない」

 同校は私立の強豪校がひしめく神奈川から勝ち進み、今回のベスト8の中では唯一の公立校。昨年度まで顧問を務めていた田中耕太郎教諭=写真後列左=の熱血指導のもと2019年に初めて全国へ。当時はほとんどが初心者だったが、全国常連校になってからはテニス経験者の入部が増えているという。

 顧問の森下春樹教諭は「試合順などのオーダーもはまり、ベスト4が見えた試合だった」と振り返る。試合に出られなかったメンバーたちも「一緒に戦っているつもりで全力で応援した」。過去何度か対戦した強豪・山陽相手に善戦したことは大きな自信になったと話し「力を出し切った。悔いはない」と笑顔を見せていた。

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