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中区・西区・南区 教育

公開日:2025.09.11

「未来の夢への一歩に」横浜市の小学生が看護師体験

  • モデルの人形を使って心音聴取の体験をする子どもたち

  • 保護者を乗せて車いすで移送した

  • 赤ちゃんの人形を使った抱っこ体験

 横浜市医師会聖灯看護専門学校=横浜市鶴見区=で8月22日、小学生を対象とした「わくわく看護師さん体験」が開催された。横浜市医療局の小学生向け医療体験プログラムの一環として行われたもので、小学4年生から6年生を中心とした約50人が参加し、看護師の仕事を体験した。

 当日は、同校の看護学生と教員が用意した6つの体験コーナーを回るスタンプラリー形式で実施。各コーナーではブラックライトを使った手洗いチェックや保護者の腕に包帯を巻く体験、聴診器で自分の心臓の音を聞くなど、実践的なプログラムが組まれ、真剣な表情で挑戦する子どもたちの姿が見られた。

 参加した小学生からは「包帯や車いすなどの体験ができてうれしかった」「心臓や呼吸の音を聞いて人の身体を知ることができた」といった感想が寄せられた。また、体験後のアンケートでは「看護師になりたいですか」の問いに、「とてもなりたい」(13人)、「ややなりたい」(15人)の回答があわせて6割を超え、看護学校に興味を持ったという声もあがった。

 同校の望月紀子副校長は、「将来の職業選択において貴重な経験となったようです。この体験を機に、一人でも多くの子どもたちが医療・看護の道に興味を持って進んでくれることを願っています」と話し、今後も楽しんでもらえるような企画を考えたいとしている。

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