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中区・西区・南区 教育

公開日:2025.10.09

みなとみらい本町小児童
世界一周のヨットを見学
海洋冒険家・白石さん来浜

  • マストの説明をする白石さん

  • ヨットに乗った6年生たち

  • 船内に入る児童たち

  • ぷかりさん橋に係留した白石さんのヨット・グローバルワン号

 世界1周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」で2度目の完走を果たした海洋冒険家の白石康次郎さん(58)=鎌倉市在住=が10月1日、西区の臨港パークを訪れ、みなとみらい本町小学校の児童と交流した。

 4年に一度開催され、無寄港・無補給の世界一過酷と言われるヨットレース。同校の小正和彦校長が白石さんと知り合いだったことから2020年の前大会に続き、全校をあげて応援。白石さんは今大会を90日間(24年11月10日〜25年2月9日)で完走した。その後応援のお礼に同校を訪問し、世界を1周したヨット「グローバルワン号」を見せることを約束した。レース中も衛星通信を使って繋がり、白石さんが児童に南氷洋の景色を見せたり、児童がクリスマスに歌のプレゼントを贈ったりしながら交流を深めたという。

 当日白石さんは「皆さんの応援を風に走りました」と述べ、フランスから持ってきたヨットを紹介。児童たちは28mもあるマストや船内の設備などの説明を聞きながら学年ごとにぷかり桟橋から見学したほか、6年生は特別に乗船した。

 井上航陽さん(6年)は「想像以上の大きさ」と実物を前に驚いた様子。3カ月もの間1人で過ごすレースの過酷さを改めて実感したといい「1人でどうやって動かすのか疑問だったけれど聞けてよかった」と笑顔を見せた。小正校長は「90日間応援してきた子どもたちだからこそ感じるものがあったと思う。良い体験になった」と話した。

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