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公開日:2025.10.23

みなとみらい21地区の生活を支える地域冷暖房システムとは

  • 地域冷暖房システムの供給エリア

 みなとみらい21地区は、積極的に脱炭素化に取り組む先進的な街。生活のために使用されているシステムも常に時代の先を行く。その一つが「地域冷暖房システム」だ。

みなとみらい21地区の地域冷暖房システムとは

 「地域冷暖房システム」とは、一つの場所(プラント)で冷房のための「冷水」や、暖房・給湯のための「蒸気」をまとめてつくり、地下に張り巡らされた太い配管を通して、街全体の建物に送るシステム。みなとみらい21地区には「センタープラント」「第2プラント」という2つの心臓部があり、24時間365日、オフィスビルやホテル、商業施設などへ熱を安定して送っている。

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街全体に熱を送り届ける太い配管

熱をまとめてつくることで省エネを実現

 同システムを導入するメリットとして、省エネ化がある。一般的な空調システムでは、建物ごとに熱をつくるのに対し、同システムでは、街全体の熱をまとめてつくり、様々な建物に一括して供給することができる。例えば、オフィスビルは平日の昼間に多くの熱を使い、ホテルは夜間や休日に多く使うように、建物によって熱を最も使用する時間帯はバラバラである。まとめて熱をつくることで、機器の稼働率を最適に保つことができ、街全体のエネルギー効率向上に繋がっている。

最新の高効率機器導入と最適な運転計画で省エネを加速

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世界最大級のインバータターボ冷凍機

 同プラントでは、さらなる省エネを目指し、最新かつ巨大な機器が導入されている。プラントのスペースを有効活用できるだけでなく、非常に高い効率で熱をつくることが可能だ。さらに、プロの運転員が天気や曜日、地域のイベントをもとに熱の使われ方を予測し、最適な運転計画を毎日立てている。この緻密な計画により最新の高効率設備を最大限に活かすことが可能となり、高い省エネを実現している。

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国内最大の炉筒煙管ボイラー

災害時に強い、地域冷暖房システム

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停電時の救世主コージェネレーションシステム

 災害などの停電時には、災害対策用発電機・コージェネレーションシステムにより発電することで、炉筒煙管ボイラー・吸収冷凍機を運転して、熱の供給が続けられる。コージェネレーションシステムは、燃料に都市ガスを用いて発電を行い、その際に発生した廃熱も冷水や蒸気の製造に活用することで、余すところなくエネルギーを利用している。

みなとみらい二十一熱供給株式会社

神奈川県横浜市中区桜木町1-1-45

TEL:045-221-0321
FAX:045-221-0324

https://www.mm21dhc.co.jp/

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