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中区・西区・南区 文化

公開日:2025.10.30

世代や学校超え「音楽でつながる絆」平沼高が翠嵐高と合同ライブ

  • 会場が一体となった盛り上がりをみせた(平沼高生のバンド「HEXAGLAM」)

  • 安定感のある演奏で魅せた卒業生バンドのステージ

  • 最後に全員で記念撮影

 横浜平沼高校=西区=と横浜翠嵐高校=神奈川区=の軽音楽部による合同ライブイベントが10月19日、平沼高校の小ホールで開催された。

 同イベントは、平沼高校125周年記念プレイベントの一環。両校伝統の体育対抗戦「平翠戦(翠平戦)」が昨年復活したことから、得点を競わない「文化系の平翠戦」として実施された。「GHOST×NOTES」をタイトルに掲げ、企画や設営、楽曲にあわせた照明から音響まで、生徒たち自らが手掛けた。

 当日は現役生バンドが各校4組ずつと両校の合同バンド、平沼卒業生2組を含めた全11組が参加。保護者や学校関係者ら約200人の観客を前にステージを繰り広げた。

 普段は2バンドで活動しているという卒業生の宮田佳明さん(79期)は、今回ピアノソロで出演。ショパンの「革命」や「英雄」といったクラシックの名曲から、「渚のシンドバット」「銀河鉄道999」まで、さまざまなジャンルの楽曲を一気に弾ききる圧巻のパフォーマンスで観客を魅了した。

 続いて登場したのは、卒業生の田中一寿さん(82期)が率いるバンド「The Edge」。平日は社会人として働きながら、休日はライブハウスで活動しているという彼らのステージは、現役生に引けを取らない若さとパワフルさに満ち溢れていた。

熱気に包まれたステージ

 現役生たちの演奏では、観客が拳をあげたり、ジャンプしたりと会場が一体になった盛り上がりをみせた。

 両校の軽音部は、10月に横浜駅西口エリアで行われた高校生主体のイベント「TEENS PARTY 2025」でも共演を果たしている。今回は卒業生も加わり、まさに「世代を超えた平翠の絆」が音で結ばれた1日となった。

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