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公開日:2025.11.13

清水ヶ丘ジャイアンツ出身・半田さん プロ野球ドラフト会議
日ハムから4位指名

  • 「プロ野球選手になりたい」と記した短冊を持つ半田選手=写真提供

 プロ野球ドラフト会議が10月23日に開かれ、小学生時代に南区の清水ヶ丘ジャイアンツに所属していた半田南十さん(日本大学藤沢高校)が北海道日本ハムファイターズから4位で指名された。

 半田さんは緑区出身。高校進学後は1年次から公式戦に出場し、3年では主将を務めた。走攻守3拍子そろったショート。夏は20打数8安打、5打点の活躍を見せた。

 日本ハムからの指名に「本当に嬉しい」と半田さん。「自分のプレーで人を笑顔にできるような選手になりたい」と熱意を見せた。

短冊にプロ入り願い

 清水ヶ丘ジャイアンツに入ったのは、南区に住んでいた祖母の勧めだった。チームの練習が終わると「父とランニングをし、そのまま祖母の家で一緒にご飯を食べるのが何よりの楽しみだった」と振り返る。当時は両親と毎日のように練習していたと言い、「今の自分を作ってくれた」と感謝の念を口にする。

 この頃から、「プロ野球選手になりたい」という思いを変わらず抱いてきた。願いを込めた短冊は、今でも大切に持っている。中学に上がるとき、同チームの益留順一監督から、「どこにいっても南斗なら大丈夫」と言われ、「その言葉が自信になった」という。益留監督は、「当時から野球に対する姿勢が別格だった。他の子の指導をしていると寄ってきて、何を言っているか聞いていた。探求心は人一倍」と話す。同チームからNPBに入った選手は初。

 小学生時代の練習が間違いなく中学・高校につながっているという半田さん。「当時の自分には、よく頑張ったなと言いたい。『あと、親にもっと感謝しろ』とも」。両親や恩師らへの感謝を胸に、覚悟を持ってプロの世界に挑む。

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