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公開日:2025.11.25
神奈川県民医療推進会議
診療報酬の大幅改定訴え
「国民皆保険は当たり前でない」
「国民医療を守るための総決起集会in神奈川」が11月20日、神奈川県総合医療会館で開催された。県医師会や県病院協会など25の医療関係団体が参加し、医療・介護・保険と福祉行政の拡充強化を目指す神奈川県民医療推進会議(会長・鈴木紳一郎県医師会会長)が主催した。
大会は、2年に1度の診療報酬の改定毎のタイミングで行われ、今年で11回目。診療報酬の大幅なプラス改定などを求める決議が採択された。
急速な少子高齢化や人口減少、賃金向上、物価高騰が続くが、診療報酬は公定価格で、病院や診療所の赤字割合は増加。人材の流出も課題となっている。
それらの状況に対し、同会議は2026年度診療報酬改定や予算編成での大幅なプラス改定、物価高に応じた期中改定、医療、介護、福祉に関わる人の就労継続のための恒常的な安定財源の確保を要請した。
鈴木会長は「私たちは患者に寄り添っているが、これからは患者にも寄り添ってもらわなければ地域医療や介護を守ることはできない。国民皆保険制度は当たり前でないと県民に伝え、診療報酬の引き上げを理解してもらえるように努めていく」と話した。
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