戻る

中区・西区・南区 教育

公開日:2025.11.27

ゲームで住民と防災学ぶ
南区・中村小 地区センターが企画

  • 地域住民と備蓄品を選ぶ児童

 南区の中村地区センターで11月13日、中村小学校の4年生と地域住民がゲームなどを通して防災について学ぶ講座があった。

 児童に防災の知識や自助・共助の大切さを学んでもらおうと、地区センターが企画。中村地区の町内会などに呼びかけ、児童と地域住民合わせて約50人が参加した。

 最初に南区総務課の防災担当職員が災害時の被害想定や地域防災拠点の役割などを講義。その後に講義の内容を問うクイズを行った。続けてスマートフォンやラジオ、タオルなど、25個の選択肢の中から災害時に必要な備蓄品を9個選んでマス目に埋め、読み上げられたものをビンゴのように揃えるゲームを行った。最後は児童と住民がチームを組み、バケツに入ったボールを落とさずに運ぶリレーで順位を競った。

 講座後、女子児童は「防災について楽しく学ぶことができた」と話し、同校の教諭は「これを機に自助・共助について考えてもらえれば」と期待した。町内会役員の男性は「孫よりも小さい子どもと接して、元気をもらった」と喜んでいた。地区センターの担当者は「子どもたちが地域コミュニティーを育んでいく体験の場を今後も提供したい」と述べた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中区・西区・南区 ローカルニュースの新着記事

中区・西区・南区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS