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中区・西区・南区 文化

公開日:2025.12.11

三本珈琲
横浜の歴史伝える商品を
40周年に向けリニューアル

  • 商品を紹介する三谷さん(右)と佐藤さん

  • 6箱セットは本棚をイメージし飾ることも

 西区みなとみらいに本社を構える三本珈琲株式会社(山本聡代表取締役社長)はこのほど、ロングセラー商品「横濱珈琲物語シリーズ」をリニューアルした。12月から同社のオンラインショップなどで、販売を開始した。

 同シリーズは、発売からまもなく40周年を迎える。発売以来、大幅なリニューアルは、初めてだ。

 同シリーズは、開港から続く横浜の歴史をコーヒーの味わいとパッケージで表現した。味わいは「横濱開港ビター」「始まりの喫茶モカ」「開花クラシック」の3種類。同社の三谷真弓子さんによると「横濱開港ビター」は、1859年の横濱開港時代の物語が描かれており、「当時の日本人が感じたであろう味をイメージしました」と深い苦みが広がるブレンドにした。あとの2種類も歴史を想起させる味わいとなっている。

ブック型に

 パッケージは、歴史を物語のように伝えるため、ブック型の個箱に。3冊に分かれており、表紙は、それぞれの物語に合わせて横浜を描いた錦絵をモチーフにデザインされている。箱の前面を開き、内側の点線に沿ってページをめくるように開けると中からドリップコーヒー(1箱4パック入り)が取り出せる。

 デザインを担当した同社の佐藤陽子さんは「より歴史に興味をもってほしくて、ブック型にしました。横浜市歌の一節も入れているんですよ」と紹介する。

 同商品は、3箱セット(本体価格2000円)と各種2箱ずつ入り、木目調の本棚をイメージした6箱セットのギフトボックス(同4000円)の2種類で販売している。

 商品の詳細は同社ウェブサイト(https://www.mmc-coffee.co.jp/)へ。

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